「集まって、おしゃべりをして、つながりをつくる」
私たちNPOが得意としてきたことができない、もどかしい数か月でした。
緊急事態宣言が解除され、やっと活動を再開できると思う反面、
これまで通りの活動がそのままできるともいえません。
感染拡大の予防策は必須になるだろうし、
そもそも利用してきた人たちの状況は、大きく変化しているでしょう。
これまでのやり方でいいのか、
どんなことを変えて行く必要があるのか、
新しいやり方をやると、参加できない人たちが現れるのではないか、
新しいニーズがあるのではないか、
色んな点検ポイントがあると思います。
5/27にSDGs市民社会ネットワークが、SDGs全体に対する政策提言集「SDGsボトムアップ・アクションプラン2020春版」の発表セミナーを開催しました。500名を超える人たちがオンライン参加。コロナ時代の今だからこそ、SDGsの理念に即した対策の重要性を訴えかけました。
SDGsボトムアップ・アクションプラン 2020 発表ウェブセミナー「コロナ時代のSDGs?「誰一人取り残さない」ための市民社会からの政策提言活動?」
https://www.sdgs-japan.net/post/0527webiner_sdgs_and_covid19
セミナーのなかで、日本NPOセンターの理事である大橋正明さん(SDGs市民社会ネットワーク共同代表)から、バングラデシュ・ロヒンギャ難民の人たちの感染拡大への危機が提起されました。
「感染症は、日常的に弱い立場に追いやられた人たちに最も深刻な影響を与える」と。
どのように活動を再開させていこうか、判断を迷うこともたくさんあると思います。
立ち止まったときに、「だれか取り残されていないだろうか?」ということをみんなで考え、知恵をしぼっていきたいと思います。