よりよい農と社会の土壌づくり―環境再生のしくみを次世代に引き継ぐ―

<取材・執筆>横山 恵美 <取材先>NPO法人ふるさとファーマーズ 代表理事 石井 雅俊さん 神奈川県茅ヶ崎市、賑やかなイメージのビーチサイドから一転し、広い青空の下に広がる里山。虫たちの大合唱が繰り広げられ、草花が自由 …

日本のNPOに必要となるテクノロジー活用のさらなる支援とは?

Centre for Asian Philanthropy and Society(CAPS)は香港を拠点とする調査・アドバイザリー機関で、アジアのソーシャルセクターに関する詳細な比較調査であるDoing Good In …

日本のソーシャルセクターのDoing Good(良い行い)を妨げているものは?

Centre for Asian Philanthropy and Society(CAPS)は香港を拠点とする調査・アドバイザリー機関であり、アジアのソーシャルセクターに関する詳細な比較調査であるDoing Good …

教員を辞めた私が教員不足を考えて出会った『エンタク』の輪

<取材・執筆>木村 真裕美  <取材先>特定非営利活動法人School Voice Project 事務局長 武田 緑さん 私は数か月前まで小学校で担任として働いていた。学校の雰囲気が好きであり、教員同士で交わされる他愛 …

NPOによる不登校・ひきこもり支援に関する調査

「不登校・ひきこもり支援にかかわる団体の活動実態調査 報告書」を公開しました。この調査は、武田薬品工業株式会社の支援により、2023 年に日本NPOセンターが実施。全国の不登校・ひきこもり支援を行う団体に協力を依頼し、1 …

能登半島地震への学生ボランティアによる活動報告から見えた被災地の現状

<取材・執筆>小沼 敏之  <イベント>能登半島地震支援学生ボランティア報告会(主催:災害福祉学生活動支援ネットワークSAITAMA) 2024年6月23日、埼玉県防災学習センターそなーえ(埼玉県鴻巣市)にて、能登半島地 …

気持ちをつなぐ場所「はったつ子育てサロン」

<取材・執筆>入江 典子  <取材先>和泉市心身障がい児(者)手をつなぐ親の会(和泉市手をつなぐ親の会) “このサロンは楽しい、私も参加したかった”今回紹介する「はったつ子育てサロン」に取材で初めて参加させていただいた私 …

中間支援組織は注目の高まりに応えられるか

2024年度の骨太の方針等が発表された。  ここ数年、孤独・孤立やスタートアップ支援の文脈でNPO等への支援について触れられてきたが、今年は一歩突っ込んだ表現になっていると感じる。具体的には中間支援組織を通じたNPO支援 …

遊びは「いのちのしくみ」 誰にとってもやさしいまちを「遊び」でつくる

<取材・執筆>時盛 郁子  <取材先>一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事 嶋村 仁志さん 子どもの頃、どこで何をして遊んでいたのだっけ――。 2023年12月2日、東京都渋谷区の聖心女子大学で開催された「市民セク …

NPOはSDGsをどのように受け止めているのか

昨年、日本政府はSDGs実施指針を4年ぶりに改定した。2023年は、目標期限である2030年に対して中間点であり、これまでの進捗状況が注目された。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大、ウクライナ侵攻や緊迫化する中東情勢な …

持続可能な未来の実現へ「有機農産物」という選択

<取材・執筆>横山 恵美  <配信動画>NPO法人民間稲作研究所「とちぎ有機の会『市民講座』2023年度 第1回~第4回」 世界的な温暖化や大規模な干ばつ、洪水などここ数年で異常気象が顕著になり、その深刻さは年々増してい …

生きづらさを抱えながら、支えあう居場所をめざして ~ゆるやかなつながりを大切に~

<取材・執筆>千綿 海大  <取材先>『生きづらさカフェ』~ただの居場所~ 主催 原田さん 近年、生きづらさや社会的孤立を抱える人が増えている。たしかに、生きづらさというテーマへの関心は高いものの、それに対する理解は十分 …

寄付手法の多様化と日本の非営利セクター

博愛資本主義の成果と批判 社会課題や環境問題の大規模で速やかな解決を目的にして、寄付者側が、資金とともに、営利企業のノウハウや手法を非営利セクターに提供し、時には寄付先をハンズオンで指導し、さらに成果について数値目標の進 …

国際協力って何? 活動参加のきっかけを作る「国際協力カレッジ」

<取材・執筆>深見 明日香 <イベント>「国際協力カレッジ2023」独立行政法人国際協力機構 中部センター(JICA中部)、特定非営利活動法人名古屋NGOセンター 現場の声から学びときっかけを得る場 「国際協力カレッジ」 …

外国人移住労働者の情報保障を考える―日本国際交流センター公開シンポジウムより

<取材・執筆>百瀬 真友美 <シンポジウム>公益財団法人日本国際交流センター 「より安全な国際移住のための仕組みとは―当事者の目線から創るつながりを目指して―」 見知らぬ土地に希望を抱き、移り住む決心をしたら、まず必要に …

NPO法25周年記念フォーラムより―NPOはその活動自体がオルタナティブな居場所を各地で作っている

「NPOにかかわったことで、学校以外のつながりや居場所を得ることができました」12月1日に開催をしたNPO法25周年記念フォーラムで、NPO法人WeDの高校生スタッフ、江口紗也さんがおっしゃった言葉です。 NPO法25周 …

資源や思いを無駄にしないために フードバンク活動から見えてきたこと

<取材・執筆>時盛 郁子 <取材先>社会福祉法人正仁会 あいあいねっと 代表 原田 佳子さん 24時間営業のコンビニ、陳列棚が空になることがないスーパーマーケット、たくさんのメニューの中から好きなものを選べる飲食店……。 …

11言語に対応!外国人ヘルプライン東海が支える未来

<取材・執筆>深見 明日香  <取材先>外国人ヘルプライン東海 代表 後藤 美樹さん 超高齢化社会と高まる在留外国人の重要性 現在、日本には超高齢化社会の波が押し寄せている。約3人に1人が65歳以上という中で、日本経済を …

地域のNPOが次の災害に備えるために行えること~311変える会の提案を受けて~

3.11から未来の災害復興制度を提案する会(311変える会)は、東日本大震災やその後の大きな災害から得られた教訓を基に、災害復興に係る関連法令の改正を提案しています。2023年6月には院内集会が開かれ、同会が超党派の国会 …

成立から25周年のNPO法が社会に与えたインパクト7選

いわゆるNPO法(特定非営利活動促進法)が1998年12月1日に施行されて、今年は25年の節目となります。  「市民が行う自由な社会貢献活動」の健全な発展の促進をもって公益の増進に寄与するとしたNPO法は、草の …

学校教育のみが教育なのか -市民の尊厳をいかに守るか。問われる市民活動の価値-

10月17日に開催された滋賀県首長会において、滋賀県東近江市の小椋市長が「文部科学省がフリースクールを認めてしまったことにがくぜんとしている。フリースクールは国家の根幹を崩してしまうことになりかねない(一部要約)」と発言 …

ディスカバリーくまもとの取り組み~子どもたちを中心とした英語での文化の伝承~

<取材・執筆>千綿 海大  <取材先>NPO法人ディスカバリーくまもと 理事長 田嶋 尚美さん 「ディスカバリーくまもと」とは? 熊本の美しい風景、豊かな歴史、独自の文化を世界に発信することを目的として設立された団体、そ …