地域のNPOが次の災害に備えるために行えること~311変える会の提案を受けて~

3.11から未来の災害復興制度を提案する会(311変える会)は、東日本大震災やその後の大きな災害から得られた教訓を基に、災害復興に係る関連法令の改正を提案しています。2023年6月には院内集会が開かれ、同会が超党派の国会 …

「誰も取り残さない」被災者支援のために 今こそ災害法制の改正を

<取材・執筆>時盛 郁子 <イベント>3.11から未来の災害復興支援を提案する会 「一人ひとりを大事にしだれも取り残さない被災者支援制度を求める」緊急院内集会 こんな思いをするなら、あの時死んでいればよかった――。配布さ …

災害時の被災者支援と復興にプロの力を 「311変える会」シンポジウムより

<執筆>飯塚 哲   <シンポジウム> これまでの大規模自然災害から考える現在の被災者支援制度in静岡 私は、地方自治体の職員をしています。去る3月26日に参加したオンラインシンポジウム「これまでの大規模自然災害から考え …

愛せるもので語り継ぐ震災の記憶

<取材・執筆>時盛 郁子  <取材先>特定非営利活動法人桜ライン311 代表理事 岡本 翔馬さん 岩手県・陸前高田市。この街に、2011年11月から桜を植え続けている人たちがいる。これまでに植えた桜は、1947本。その1 …

震災から10年を振り返る「活動の成果は子どもたちからもらった」

<取材・執筆>内田 菜穂子   <取材先> NPO法人TEDIC 副代表理事・事務局長 鈴木 平さん 2021年3月11日、東日本大震災発生から10年の時を迎える。 宮城県石巻市で活動するNPO法人TEDICは、学習支援 …

これからの地域社会の中でNPO・市民活動団体に期待される立ち位置を探る

復興後の東北の地域社会に、NPO・市民活動団体がどう関わっていけばよいのか・いくべきかという文脈で、「地域の作り方~被災地の未来を見据え、そのあるべき姿を考える~」というお題をいただいた。 私の暮らす東北地方でも、長い歴 …

「逃げれば助かった」 3.11後の市民力

東日本大震災による死者・行方不明者は18,433名(2018年6月警察庁発表、関連死除く)にのぼり、私たちの国ではその後も毎年、自然災害によりかけがえのない命を失っています。 平成30年7月豪雨災害で甚大な被害にあわれた …

広域避難者の支援に思う

昨年3月11日の東日本大震災から1年と1カ月が経過し、被災した地域では地域差こそあれ少しずつ復興に向けた取り組みが進んでいる。しかし、約34万4千名の方々がなおも不自由な避難生活を余儀なくされている状況には大きな変化がな …