◆神戸新聞
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1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から今年で24年目を迎えました。新聞、テレビなどのマスメディアのニュースをご覧になり、当時のことを思い出されていた方も多いのではないでしょうか。

上記の神戸新聞 特集ページでは、阪神・淡路大震災の記事がまとめられており、2018年12月から2019年1月24日までの約2か月間で91本の記事が新たに加えられています。

震災当時のことをふりかえる記事、24年目を迎えた今を伝える記事など種類は様々ですが、いくつかご紹介します。

例えば、「災害復興住宅「独居死」70人18年合計 02年に次ぐ多さ」 「復興住宅の高齢化率53% 県営住宅の1・4倍に」という記事では 復興住宅に入居する方々の高齢化とその課題について伝えられています。

「震災24年の追悼行事 前年並みの53件開催」という記事では追悼行事、黙とうや避難訓練などが 前年並みに取り組まれ、西日本豪雨などの被災地と連携して取り組む行事も2割程度あることを伝えられています。

「宮城・閖上の震災語り部ら、阪神・淡路の遺構巡る」という記事では、宮城県名取市閖上地区で、震災の記憶を伝える活動をしている方々が神戸市の震災復興の過程や被災地支援の取り組みを学ぶ視察を行った様子が伝えられています。

特集ページは、近年の記事だけではなく、震災当初から現在に至るまでの主要な記事も読むことができます。

日常の中ではなかなか実感としてはイメージしにくい「災害」について、まずは自分が気になる記事を読むことで、自分の目の前の生活に引きつけて考えてみる。こうした小さな実践の積み重ねが想定の難しい災害への備えにつながるのではないでしょうか。

※東日本大震災の経験・教訓を伝える活動も震災から8年目を迎え、重要なタイミングを迎えています。
2019年1月から日本たばこ産業株式会社様のご支援をうけて日本NPOセンターと3.11メモリアルネットワーク
http://311mn.org/)が協働で行う「震災伝承」に関わる事業を実施していきます