初のSDGs首脳級会合で日本政府は何を語ったのか:「気候変動を取り残さない」取り組みの加速を

9月は国連総会の季節である。今年は、23日(月)から5つの大規模な会合(※)が開催されており、例年以上に注目されている。SDGs策定の記念日である9月25日に向けて、市民社会はSDGs達成に向けたキャンペーン「#Stan …

社会で受け止める「自立」

自立とは”依存先を増やすこと”という逆説的な概念は、障害者支援の現場で聞くことがあるが、提唱者で自身も脳性麻痺者である熊谷普一郎さんの言葉には後半部分があったということを最近知りました。 「自立は、依存先を増やすこと。希 …

「誰も取り残さない」SDGsの時代に忘れ去られがちなロヒンギャ難民

数千人以上の住民が組織的に虐殺やレープの被害を受けたのに、その醜悪な犯罪が裁判で明らかにされないままに、被害者を元の状態や場所に連れ戻すということがどれだけ非道なことかを、改めて説明する必要はなかろう。しかしそんな不正義 …

夏休み明け、子どもの自死を防ぐ――フリースクール・冒険遊び場などが分野を超えて協力「#学校ムリでもここあるよ」

夏休みが終わるこの時期、「子どもたちが自死を選ぶことを防ぎたい」との思いから、居場所づくりを行うNPO団体らが協力しキャンペーン 「#学校ムリでもここあるよ」 を行っている。「学校が無理だな。辛いな。苦しいな」と感じたと …

日韓関係を支えるNPOの交流と信頼関係

日韓関係が波乱の時期を迎えている。徴用工を巡る韓国の最高裁での判決は日本社会に大きな衝撃を与えた。その後、日本政府による韓国をホワイト国から除外する決定とそれに対する韓国側の猛反発が続き、日に日に日韓関係の緊張が高まって …

撤去騒ぎは今回で終わりにしよう―あいちトリエンナーレ2019の“事件”に想う-

先般、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」で、出品された「平和の少女像」が、会期中に撤去されるという“事件”が起こった。昭和天皇の写真を燃やすイメージの作品も同じ展覧会に展示されていたとのことで、一般か …

市民社会スペースの危機としての、 あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」中止問題

官房長官や名古屋市長、大阪府知事、大阪市長といった政治家から、一般市民までもが加わった圧力、抗議、脅迫により、8月3日に中止に追い込まれるという事態に至った、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」中止問題 …

外国人生徒の高校入試 NPOの調査で地域格差が明らかに

外国にルーツを持つ子どもたちの高校入試において、各都道府県や自治体での対応に大きなバラつきがあり、地域格差があることがNPOの調査で明らかになった。 昨年末で、在留外国人数は270万人を超えた。新たな在留資格が2019年 …

参院選と吉本騒動から浮かび上がるSDGs推進の課題

参院選の選挙前にSDGs市民社会ネットワークが、各党が打ち出している公約や政策の中に、「SDGs」がどのくらい取り上げられているか調べ、発表した。 各党が政策を形成するうえで、どの程度 SDGs を認識しているか一覧でみ …

香港における「逃亡犯条例」改正の反対運動 ~ 一市民の声

いま香港では大規模な市民によるデモが起こっている。「逃亡犯条例 (※1) 」 という日本ではあまり馴染みのない条例の改正に反対するために、じつに香港市民の4人に1人が路上デモに参加したという。香港市民がなぜここまで怒って …

G20大阪市民サミットが開幕:首脳たちに市民の声を届ける

主要20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)が6月28日、29日に大阪で開かれます。議題は経済に関することが主要ではあるものの、近年では、国際保健、科学技術イノベーションへの対応、気候変動とエネルギー転換、途上国・新 …

当事者(マイノリティ)は被支援者か。まず人として対等な関係性を

2か月ほど前から「ある問題」の当事者になった。「ある問題」については、一定の理解をしているつもりだったが、当事者になると初めて見える景色がある。そしてそれはそのまま、社会の側もなんかおかしいんじゃないか、という違和感にも …

休眠預金という暴風がやってきて、NPOらしさが問われている

10年以上、入出金等の異動がない預金等を「休眠預金等」として、預金者に払い戻す努力を尽くした上で、「民間公益活動」の促進に活用する「休眠預金等活用制度」が2016年に成立し、2019年秋に予定されている助成等の開始に向け …