日本のなかの「見えない子どもたち」
2022年3月25日、文部科学省から「外国人の子供の就学状況等調査(令和3年度)」が発表された。2019年度(令和元年度)に初めて全国的な調査が行われ、2回目となる。 なぜ、このような調査が行われるのか。日本国憲法第二十 …
2022年3月25日、文部科学省から「外国人の子供の就学状況等調査(令和3年度)」が発表された。2019年度(令和元年度)に初めて全国的な調査が行われ、2回目となる。 なぜ、このような調査が行われるのか。日本国憲法第二十 …
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する反対運動や、平和を呼びかける行動が、世界各地で続いている。日本でも、在日ウクライナ人やロシア人、両国に縁のある人や留学生、そして一般の人びとが街頭に繰り出し、即時の停戦、ウクライ …
<取材・執筆>時盛 郁子 <取材先>特定非営利活動法人桜ライン311 代表理事 岡本 翔馬さん 岩手県・陸前高田市。この街に、2011年11月から桜を植え続けている人たちがいる。これまでに植えた桜は、1947本。その1 …
日本NPOセンターは、1月26日にパナソニックと共催で組織基盤強化フォーラムを開催した。組織基盤強化の取り組みを支援する「パナソニックNPO/NGOサポートファンド for SDGs」の贈呈式にあわせて毎年開催しているも …
<取材・執筆>渡辺 有紀 <取材先>特定非営利活動法人いちごの会 リカバリハウスいちご尼崎 管理者 武輪真吾さん 依存症と聞いて、多くの人が持つ印象はどのようなものでしょう。なんだか怖い、その人が弱いから自己責任なので …
今年度、東洋大学での講義を担当する機会をいただき、学生とともにNPOによる障害者の就労支援の取り組みを聞いてきた。就労支援事業は、一般就労を目指す「就労移行支援事業」、一般就労は困難だが雇用契約に基づく就労が可能な人を対 …
<取材・執筆>上甲 結奈 <取材先>まつやま子ども食堂(そらいろのたね店) 代表 野中 玲子さん あなたは、子ども食堂という存在を知っているだろうか? 子ども食堂とは、子どもや親を中心に無料または低価格な食事提供などで …
<取材・執筆>奥山 由希子 <取材先>セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 田代 光恵さん 松山 晶さん 2020年以降続くコロナ禍は、もともと経済的に弱い立場にあった人に深刻な打撃を与えた。特に、サービス産業において非正 …
<取材・執筆>鈴木 良壽 <取材先> ジャパンユースプラットフォーム 高橋 理都子さん 「ミツバチが地球上から消えたら、人類はあと4年生きられるだろうか?」 ――アルベルト・アインシュタイン 初めてこの一言を知った私 …
2021年9月27日、孤独・孤立対策 連携プラットフォーム(仮称)準備会合が開かれた。 この会合には政府側から菅内閣総理大臣、加藤内閣官房長官、坂本孤独・孤立対策担当大臣と、内閣官房孤独・孤立対策担当室の政策参与である大 …
<執筆>竹内 紀将 <セミナー> アムネスティ・インターナショナル日本 「ビジネスと人権」入門セミナー 会社勤めの経験がある人ならば、一度は上司や経営者への不満を抱えたことがあると思う。「残業代が支払われなかった」「 …
社会課題のグローバル化やボーダレス化が言われて久しい。課題解決のヒントやリソースは、同様の取り組みを行っている海外の団体が持っていたりするものの、その存在を知らなかったり、知っていても言語や文化などの違いなどもあり、日本 …
特定非営利活動促進法には20の「特定非営利活動」が設定されていて、一般的には活動分野として捉えられている。具体的には「保健、医療又は福祉の増進を図る活動」「社会教育の推進を図る活動」などで、NPO法人は定款において、自ら …
<取材・執筆>高松 美希 <取材先> 株式会社南阿蘇ケアサービス 副代表 松尾 弥生さん 熊本地震。最大震度7を観測した自然災害から、5年が経つ。 誰もが被災者で、平常心ではいられない時、多くの高齢者を抱える高齢者施 …
先日、助成プログラムの伴走者として、事業の評価設計のお手伝いをしました。 誰に対して、どのような活動を行うのか? 何時間、何回?それによって、どんな効果を期待するのか?最終的な目標は?・・・ そのようなやりとりを何回も繰 …
日本語でも社会的マイノリティに配慮した言葉が数多くある。よく話題になるのは障害(者)※をどう表記するか。この場合、障害の「害」という字をあえて使わず、「障碍」や「障がい」と表記することも増えている。 ところ変わってアメリ …
<取材・執筆>柿本 和子 <取材先>一般社団法人ベアホープ 理事 赤尾 さく美さん 筆者個人の話だが、以前、不妊治療を受けていた時期がある。 通ったのは、高度な不妊治療技術で評判のクリニックだった。いつ訪れても、待合 …
日本NPOセンターは2021年度に25周年を迎える。それにあわせて昨年度から現在の中期ビジョンの見直しの議論を進めている。 現在の中期ビジョンは2018年に策定。サブタイトルを「価値創出の推進役へ」とした。当時、休眠預金 …
あるNPOの会議で、ボランティアと営利企業の関わりについて、大きな議論があった。「農村地域で耕作放棄された土地を株式会社が管理・運営している。農繁期のお手伝いするために、援農ボランティアを法人のWEBサイトで広く募集をす …
<取材・執筆>内田 菜穂子 <取材先> NPO法人TEDIC 副代表理事・事務局長 鈴木 平さん 2021年3月11日、東日本大震災発生から10年の時を迎える。 宮城県石巻市で活動するNPO法人TEDICは、学習支援 …
<取材・執筆>和泉 ゆかり <取材先>特定非営利活動法人 太陽の輪 代表理事 高橋 陽子さん 推定61万人以上。内閣府が2019年に発表した、自宅に半年以上閉じこもっている40歳〜64歳の人数だ。ひきこもりの期間は …
<取材・執筆>Chisaki Nishimura <取材先>立教大学大学院 教授 萩原 なつ子さん 2020年末、大手コンビニエンスストア・ファミリーマートの独自ブランド「お母さん食堂」が、アンコンシャス・バイアス( …
<取材・執筆>小澤 佳奈 <取材先>NPO法人日本障害者協議会 代表 藤井 克徳さん 2021年、国際障害者年から40年が経過する。その間には、やまゆり事件や優生保護法被害など、障害のある人が対象となった痛ましい事件 …
<取材・執筆>南里 有希乃 <取材先> 一般社団法人 栃木県若年者支援機構 副理事長 塚本 竜也さん ニートやひきこもり、うつ病などの精神疾患――。様々な困難を抱える若者たちには漠然とした将来への不安やキャリア不安が …
「いわゆる中間支援組織で活動をしています」日本NPOセンターの研修などで参加者からよくきく表現だ。 私はこの表現を聞くたびに思う。「中間支援組織ってなんやねん」と。使ってしまう気持ちもわからないでもないのだけれど。 内閣 …